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2012_10
29
(Mon)00:53

S2ep2-2 The Hounds of Baskerville

『バスカヴィル家の犬』(光文社文庫。訳:日暮雅通)を何年かぶりに復習してきました!
言わずもがなの名作。さらに、日暮さんの「解説」と島田荘司さんの「私のホームズ バスカヴィル家の犬と、忘れられたバートラム・フレッチャー・ロビンソン」が大変面白かったです。
BBC版でハウンドに関する重要な証言をするフレッチャーの名前は、このバートラムさんから取られたものなのですね。
私の拙い文章力ではバートラムさんの話を上手くまとめられないので、ご存じない方は、是非この本を手に取って頂くか、彼についてググって頂くかしていただきたいところです…!!!(あれ、でももしかして知らなかったの私だけ・・・?)




地図を広げるジョンと、高い岩の上にいるシャーロック。
・シャーロックが岩の上に立っているのは、『バスカヴィル家の犬』でヘンリーとワトソンが脱獄囚を追いかけたシーンの「岩山に立つ男(正体はホームズ)」を意識してるのかな…。

DARTMOOR
JW: There’s Baskerville. Uh, that’s Grimpen village. So that must be… yes, Dewer’s Hollow.
あれがバスカビルだ。あー、あれがグリンペン村。つまりあれが…うん、デュワーズの窪地に間違いない。
SH: What’s that?
   あれは?
JW: Hmm? A minefield? Technically, Baskerville’s an army base, so I guess they’ve always been keen to keep people out.
   え?…地雷原かな?建前としては、バスカビルは軍事基地だからね、
SH: Clearly.
   明白だ。

GRIMPEN VILLAGE
FLETCHER: All right. Three tours a day. Tell your friends. Tell anyone! Don’t be strangers and remember, stay away from the moor at night, if you value your lives! Take care.
   いいか。一日に3回のツアーだ。友達に伝えて。誰かに伝えて!通り過ぎにはならないで覚えておいて、命が惜しければ夜はムアには近づかないことだ!気をつけて。
SH: It’s cold.
   (コートのボタンを閉めて、襟を立て)寒いな。

HENRY’S HOUSE
HENRY: That part doesn’t change.
   あの部分は変わらない。
DR MORTIMER: What does?
   何が?
HENRY: Oh, there’s something else. It’s a word. Liberty.
   あ、他にも何かあります。言葉だ。リバティー。
DR MORTIMER: Liberty?
   リバティー?
HENRY: There’s another word. In. I-N. “Liberty In.” What do you think it means?
   もう一つ言葉が。イン。アイ、エヌ。リバティー、イン。どんな意味なんでしょう?

・首を横に振るモーティマー先生。

VEGETARIAN CUISINE
GARY: Eh, sorry we couldn’t do a double room for you boys.
   あんたらにダブルルームをやれなくてごめんよ。
JW: That’s fine. We’re not… There you go.
   いいんだ。俺らは別に(ゲリーに微笑みかけられる)…(お金を渡して)はい。
GARY: Oh, ta. I’ll just get your change.
   あ、どうも。釣りを持って来る。

・ ここのゲリーの微笑みが本当に優しそうで暖かくて好きです。
・ ゲリーが奥に行っている間に、カウンターから不審なレシートを引っこ抜くジョン。ジョンが有能すぎてつらいです。このエピソードはとにかくジョンが有能すぎてつらい。

JW: Ta.
   あんがと。
・“Ta.”は幼児語由来の俗語で「ありがとう」の意らしいですね。知らなかった…!

(TILL BEEPING)
GARY: Well, there you go.
   ほらよ。
JW: I couldn’t help noticing, on the map of the moor, a skull and crossbones?
   気づかずにはいられなかったんだけど、ムアの地図で、骸骨と斜めにクロスした骨のマークあるじゃん?
GARY: Oh, that.
   ああ、あれなあ。
JW: Pirates?
   海賊?
GARY: Eh, no. The Great Grimpen Minefield, they call it.
   いや、違う。グリンペン大地雷原って呼ばれてんだ。

・原作の、底なし泥沼グリンペンですね!うっかり引きずり込まれたら二度と出てこられない不気味な沼…。ここも現代風の改変だなあ。

JW: Oh, right.
   ああ、そうなのか。
GARY: It’s not what you think. It’s the Baskerville testing site. It’s been going for 80-odd years. I’m not sure anyone really knows what’s there anymore.
   あんたが思ってるようなものじゃないよ。あれはバスカビルの試験場だ。80年そこらになるよ。もう今ではあそこに何があるのか、誰も本当には知らねえんじゃねえかな。
JW: Mmm. Explosives?
   へえ。爆薬とか?
GARY: Oh, not just explosives. Break into that place and if you’re lucky you just get blown up, so they say. In case you’re planning a nice wee stroll.
   ただの爆薬じゃねえ。忍び込んで、もし幸運なら吹っ飛ばされるだけだって言われてる。ちょっとお散歩しようとしてる時の為に言っとくけど。
JW: Ta, I’ll remember.
   どうも、覚えとくよ。
GARY: Aye. No, it buggers up tourism a bit, so thank God for the demon hound! Did you see that show? The documentary?
   ああ。いや、あれが観光業をちょいと駄目にしやがってたんだ、だからありがてえ魔犬様だ!あの番組見たかい?ドキュメンタリー。
JW: Quite recently, yeah.
   つい最近ね、うん。
GARY: God bless Henry Knight and his monster from hell.
   ヘンリー・ナイトとあいつの地獄からやってきた怪物に幸運を。
JW: You ever seen it? The Hound?
   見たことあるのか?ハウンドを?
GARY: Me? No, no. Eh, Fletcher has. He runs the walks, the monster walks, for the tourists, you know? He’s seen it.
   俺?いや、ないよ。フレッチャーが見たんだ。あいつはハイキングを運営して、怪物も歩いて…旅行者の為に。な?奴は見たんだよ。
JW: That’s handy. For trade.
   それは重宝するね。商売には。
GARY: I’m just saying we’ve been rushed off our feet, Billy.
   俺らはめちゃ忙しいって話してたとこだよ、ビリー。

・rush a person off his feet:(人を)せき立てる、猛烈に働かせる

BILLY: Yeah, lots of monster hunters. Doesn’t take much these days. One mention on Twitter and woomph! We’re out of WKD.
   そうなんだ、怪物ハンターがどっさり。ここんとこはこんなに多くなかった。Twitterで誰かがつぶやいたらヒューンって。(ゲリーに)WKDがきれてんよ。
GARY: All right.
   わかった。
BILLY: What with the monster and the ruddy prisoner, I don’t know how we sleep nights, do you, Gary?
   魔物や忌々しい囚人が何であれ、俺らが夜ちゃんと眠れるかわからないよ、なあゲリー?

・原作での、ムアに潜む脱獄囚のオマージュ。

GARY: Like a baby.
   (ビリーの肩を抱いて)赤ん坊みたいだな。
BILLY: That’s not true. He’s a snorer.
   ありゃ嘘だよ。あいつイビキかくんだ。
GARY: Hey! Shh.
   おい!しーっ!
BILLY: Is yours a snorer?
   お前のもイビキかく?
JW: Got any crisps?
   スナック菓子ある?

・否定をやめたジョン…まあ、このお二人の前ではこれが最善策ですかね。

・ さて、フレッチャーから話を聞き出そうとするシャーロック!シャーロックがそっけない、小馬鹿にしたような態度を取るのは、原作でワトソンがフランクランドに話を聞き出そうとしているところに倣っているのかな。

FLETCHER: Yeah. No. All right? All right. Take care.
   ああ。いや。わかった?ああ。またな。
SH: Mind if I join you? It’s not true, is it? You haven’t actually seen this Hound thing?
   同席してもいいかな?ホントじゃないんだろう?実際はハウンドなんてもの見ていないんだろう。
FLETCHER: You from the papers?
   新聞社の人?
SH: No. Nothing like that. Just curious. Have you seen it?
   違う。そんなのじゃない、ただの好奇心だ。見たのか?
FLETCHER: Maybe.
   多分ね。
SH: Got any proof?
   証拠はある?
FLETCHER: Why would I tell you if I did? Excuse me.
   そうだとしてもなんであんたに言わにゃならん。失礼。(退席しようとする)
JW: I called Henry…
   ヘンリーに電話を…
SH: Bet’s off, John. Sorry.
   賭けはおしまいだ、ジョン。残念だが。
JW: What?
   え?
FLETCHER: Bet?
   賭け?
SH: My plans needs darkness. We’ve got another half an hour of light…
   僕の策は暗闇が必要だ。まだあと半時は明るい…
FLETCHER: Wait, wait. What bet?
   待てよ、待て。何の賭けだ?
SH: Oh, I bet John here 50 quid that you couldn’t prove you’d seen the Hound.
   ああ、ここにいるジョンに、君がハウンドを見たことを証明できないって50ポンド賭けたんだ。
JW: Yeah, the guys in the pub said you could.
   ああ、パブにいた人達が、君はできるって言ってた。
FLETCHER: Well, you’re going to lose your money, mate.
   じゃあ、お前は金を失うぜ、キョーダイ。
SH: Yeah?
   ええ?
FLETCHER: Yeah. I seen it. Only about a month ago. Up at the Hollow. It was foggy, mind. Couldn’t make much out.
   そうだ、見たんだよ。つい一ヶ月前位だ。窪地の上で。霧がかかってたって心に留めといてくれよ。はっきりは見分けられなかった。
SH: I see. No witnesses, I suppose?
   わかった。証拠は無し、だろう?
FLETCHER: No, but…
   いや、でも…
SH: Never are.
   あるわけがない。
FLETCHER: No, wait. There.
   おい、待てって。ほら。
SH: Is that it? It’s not exactly proof, is it? Sorry, John. I win.
   それが?そんなの厳密な証拠じゃないだろう?悪いねジョン、僕の勝ちだ。
FLETCHER: Wait, wait! That’s not all. People don’t like going up there, you know. To the Hollow. Gives them a bad sort of feeling.
   待て、待てって!これだけじゃない。みんなあそこに行きたがらないだろ。窪地には。嫌な感じがするんだ。
SH: Ooh, is it haunted? Is that supposed to convince me?
   へえ、取り憑かれているのか?僕がそれで納得するとでも?
FLETCHER: Nah, don’t be stupid! Nothing like that. But I reckon there is something out there. Something from Baskerville. Escaped.
   いいや。馬鹿になるなよ!そんなんじゃねえよ。でも俺はあそこに何か居ると思ってる。バスカヴィルからやってきた何か。逃げ出したんだ。
SH: A clone? Super-dog?
   クローン?スーパードッグ?
FLETCHER: Maybe. God knows what they’ve been spraying on us all these years. Or putting in the water. I wouldn’t trust them as far as I could split.
   多分な。ここ数年ずっと奴らが俺らに何を吹きかけてるのかは、神のみぞ知る。それか水に混ぜてるか。奴らのことは俺が  できる限りは信用しない。

・spray onは自動詞では「霧を吹く」という意味。

SH: Is that the best you’ve got?
   それが君のとっておきか?
FLETCHER: I had a mate once who worked for the MOD. One weekend we were meant to go fishing, but he never showed up. Well, not till late. When he did, he was white as a sheet. I can see him now. “I’ve seen things today, Fletch,” he said, “I ain’t never want to see again. Terrible things.” He’d been sent to some secret army place. Porton Down, maybe? Maybe Baskerville? Or somewhere else. In the labs there, the really secret labs, he said he’d seen…terrible things. Rats as big as dogs, he said. And dogs, dogs the size of horses.
   国防省で昔働いてた友達がいるんだ。ある週末俺らは釣りに行こうとして、でも奴は現れなかった。あー、遅くまでじゃない。奴が現れた時、あいつシーツみたいに真っ白だった。俺は今ならあいつに会える。「今日あるモノを見たんだよ、フレッチ」って奴が言ったんだ、「もう絶対に見たくない。恐ろしいモノだ」って。あいつは秘密軍事基地に送られた。ポートンダウンかな?バスカヴィルかな?それとも他のどこかだ。そこの研究室で、超極秘の研究室で、あいつは…恐ろしいモノを見たって言った。犬のようにでっけえネズミだって言った。そして犬、馬みてえな大きさの犬だ。(足跡を見せる)
JW: Uh, we did say 50? Mmm. Ta.
   あー、50っていったっけ?うん。ありがと。

・ところで、フレッチャーのネックレス…私の見間違いでなければ、「性」って書いてあります?あ、もしかして「サガ」って読むのかな。深い意味のこめられたネックレスなのかな…。
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